大型バイクのアメリカンを楽しむ
バイクは馬力がモノを言うという人は少なくありません。しかし、その概念にとらわれず、機械臭さを、そして鼓動を楽しむのがアメリカンバイクです。
ハーレーダビットソンを筆頭に日本メーカーでもクルーザータイプと呼ばれるバイクは人気です。このカテゴリーの醍醐味は大型バイクでの鼓動です。他のネイキッドやスーパースポーツの最高排気量が1300ccや1400ccですが、アメリカンバイクは2000cc前後がラインナップされています。その理由が低トルク、低回転数からのエンジンの鼓動なのです。
高速で走る場合もできる限りエンジンの回転数を上げないようにする狙いがあると思われます。車体の大きさも他のマシンに比べ大柄で重厚感があり、日本で出回っている250cc、400ccの排気量であっても大型バイクと間違われるほどです。早くは曲がれず、Uターンも難しく、作りも独特である意味クセのあるバイクかもしれませんが、所有感、周りからの注目、そしてロー&ロングな車体は見るものを魅了させるマシンなのです。